【我が家の事件簿】突然起き上がれなくなった父と役立たずの長女

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こんにちは。こももです。

本日未明、こもも家にてちょっとした事件が発生。

AM3:00の出来事

ぐっすりと眠っていたAM3:00、「こももー!助けてー!」と呼ぶ声が。

時間の感覚がないままベッドから起きて部屋を出ると、薄暗い廊下の先に這いつくばっている父とっちゃんの姿があります。

え?え?何が起きているの?

とっちゃんの向こう側で慌てふためいている母みっちゃん

みっちゃん
みっちゃん

どうしよう

とっちゃんが転がって立てなくなった

ごめん、言ってる事がわからん(笑

部屋も廊下も暗いし、まったく状況が掴めん!

電気を点けると汗だくのとっちゃんが床に腹這いになり、もがいているではないか。

とっちゃん
とっちゃん

トイレ、、トイレ、、


唸りながら起きあがろうとジタバタしている。

が、床に腕をついて身体を起こそうとするけど、力が入らずグニャッとなって倒れ込む。

起き上がれないなら!と這って進もうとするけど、やはり腕に力が入らず身体を進められない。

みっちゃんが上半身を引っ張り上げて起こしても、体勢が保てずグニャリと倒れ込んでしまう。

全身の力が入っておらず、まるで軟体動物のよう。

でも本人はトイレに行きたい、今すぐ行きたい。ジタバタ。

みっちゃん
みっちゃん

これじゃ漏れちゃう

二人で立ち上がらせよう

そう、とっちゃんはアマチュア相撲をやっていたこともあり体が大きい。

身長150センチ未満の小さいみっちゃんひとりでは到底持ち上げられない。

156センチの私も同様。

とはいえ二人がかりでも力が入っていない人間を持ち上げるのは困難必至。

さらに。

ごめん、、わたし今ぎっくり腰、、

みっちゃん
みっちゃん

!!!(そうだった)


この緊急事態に家族で一番の若手が戦力外って、、、

役立たずが過ぎる。ごめん、本当にごめんー!

とっちゃん
とっちゃん

トイレ、、(ジタバタ)


どうしてもトイレに行きたいとっちゃんはとにかく必死。

ポタポタと汗を垂らしながら無我夢中で這い続けます。

腕がグニャリグニャリとなりながらも、ようやくトイレ付近へ到着。

が、起き上がれない=便座に座れない!

トイレの手すりに掴まりながら、小さいみっちゃんが抱き起こしながら、どうにか便座に座れました。

ここまでで30分ほど。

もちろんその間、役立たずな長女は見守るのみでございました。

トイレのリフォームの際、手すりを付けておいて良かった!

座って居眠り、そして転げ落ちた

少し落ち着きを取り戻したみっちゃんに話を聞くと、、

ドスン!というすごい音で目が覚めたらとっちゃんが床に転がっていた。

うわ言のように「トイレ」を連呼してるけど、どうも起き上がれない様子。

手を貸しても何しても床に倒れ込んでしまう。

そこで慌てて私に助けを求めた、という次第でした。

とっちゃんはいつも正座椅子みたいなとても低い椅子に、体育座りから脚を開いた状態(説明が難しい><)で、膝に肘を置いて座っていて(伝われ!)

その体勢がとても「座りがいい」らしく、一度座ると1時間でも2時間でも微動だにしません。

首から上は動かすことはあっても、首から下は本当に動かない動かさない。

そして座ったまま居眠りするのが大好き(苦笑)

危ないから居眠りを始めると起こしているけど、今までも何度か椅子から転げ落ちているんですよね。

今日未明の顛末を想像するに、、、

夜中にトイレに起きて、お布団に戻らず正座椅子に腰掛け、そのまま居眠りしていて転げ落ちたと思われる。

そして寝ぼけていたから?辺りが暗かったから混乱したのか?一時的に筋力が著しく低下していた様子。

20分ほど便座に座って休憩したら筋力が戻ったようで、ヨタヨタ歩きだけどちゃんとひとりで歩いてリビングへ戻ってきました。

とっちゃん
とっちゃん

なぜか腰が立たなかったなぁ(ケロッ)

こもも
こもも

椅子から転げ落ちて起きれなくなったんじゃん

とっちゃん
とっちゃん

いつだ?

オレ、転げ落ちたか?

怖いことに転げ落ちたという記憶が、、ない!

そしてものすごーく大変な思いをしたということも、どうやらあまり覚えていないみたい。

再び布団に寝かせたのがAM4:00過ぎ。

小一時間の大事件でした。

その後AM6:00ころかな?トイレに起きた時はちゃんと自力で起き上がれて歩けていたし、日中もいつも通りで一安心。

発熱による一時的な筋力低下の可能性

そういえば5〜6年前にも似たようなことがあったのを思い出しました。

深夜、唸り声で目が覚めたみっちゃんが目にしたのは、布団の上で腹這いでジタバタしているとっちゃんの姿。

トイレに行こうとしたが起き上がれず、もがいていました。

椅子から転げ落ちてはいないけど、自力で起き上がれないのは今回とまったく同じ。

その時は二人がかりでどうにか起き上がらせ、両脇を抱えてトイレへ連れて行きました。

当時はまだピンピンしていたとっちゃん

とっちゃんの身に何が起こったのかわからず「歩けなくなったらどうしよう」と取り乱すみっちゃん

119番ではなく「救急安心センター事業(♯7119)」に電話をして状況を伝えたところ

発熱していませんか?

熱を測ってみてください

測ると体温は39℃以上、筋力低下の原因は発熱でした。

発熱による一時的な筋力低下は高齢者によく見られる症状だそうです。

少し休むと筋力は戻ったのですが、念のためタクシーで総合病院へ行って深夜外来で診察してもらいました。

なので今日もまずは発熱を疑ったんですよね。

ところが平熱。体温は36℃ほど。

なので今回の一時的な筋力低下の原因は現時点では不明です。

ですがひとつだけ明確にわかったこと。

私がぎっくり腰じゃなくても、みっちゃんと私の二人ではとっちゃんを起き上がらせる事も抱えて歩かせる事も出来ないということ。

また同じことが近日中にも起きるかもしれない。

早急に何かしらの対策をせねば。

なにをすればいいのだろう。どうすればいいのだろう。

想像していたよりかなり急ピッチでとっちゃんの介護が本格化しそうです。

それでは、また。

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