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こんにちは。こももです。
今年の梅しごとは小梅4kgを使っての梅シロップ作り。5月末に完成しました。

母と私2人で1年間楽しむには十分な量が出来上がったのだけど、実は母みっちゃんには後悔がありまして。

それはこの漬けた後の梅の実。
シロップも去ることながら漬けた後のシワシワな実をチビチビ食べるのもみっちゃんの楽しみのひとつなんです。
ただ、氷砂糖によって表面だけでなく中からじっくりエキスが引き出された梅は上記のように種と皮だけになり味も抜けるので、いつもはまだ多少果肉が残っている状態で早めに取り出します。
だけど今年はしっかり1週間以上漬けてしまったので、梅がエキスを出し切ってとても食べられる状態ではありませんでした。
ということで泣く泣く処分したのだけど、やはり諦め切れなかったようで

小梅はダメだったから
また買ってきたわ

食べる実を作るために大きな青梅を買ってきました(笑)
これは果実の美しさから青いダイヤとも呼ばれる青梅の一級品、古城。
梅酒や梅シロップ作りに最適な青くてかた〜い梅です。

作り方は小梅も大梅も同じ。
爪楊枝でヘタを取り除き、軽く水洗いしたら一晩水に浸けておきます。
青梅にはアク抜きが必須。
梅は未熟なものほどアクが多く含まれているので青い状態の梅はアク抜きをしなければならないんですよ。

アク抜きが終わったら水分をしっかり拭き取ります。
我が家では清潔なタオルで拭き取ったらしばらく放置して完全に乾かします。

あとは殺菌消毒した保存容器に青梅と氷砂糖を交互に入れるだけ。
我が家の保存容器は4Lなので、梅と氷砂糖を同量2kgづつ合計4kgがピッタリ収まります。

今回の目的は梅の実なので(笑)エキスを出やすくするために切り込みを入れました。
ただ、表面を傷付けるとシロップが濁る可能性があります。
濁りを防ぎつつエキスを出やすくするには漬ける前に梅を冷凍するといいみたいですね。

これが丸2日経った状態。
表面に切り込みを入れたおかげでエキスの出が早い!
ただエキスが早く出過ぎて梅が浮き、氷砂糖が落ちてしまったのでシリコンの蓋を被せました。
氷砂糖は梅に密着してゆっくり溶けるのが理想。
底に沈んでしまうと溶け切らず、梅が浮いているとエキスが十分に引き出せないんです。

さらに2日後。氷砂糖もだいぶ溶けてシロップも少し色付いてきました。
梅の実もいい感じにシワシワに!
そろそろか???

ということでもう1日漬けて、翌日に梅の実を取り出しました。
今回漬けた期間は丸5日。
そもそも小梅より大梅の方が肉厚ではあるけど、かなりいい状態で取り出すことが出来ました。
シロップは大きなステンレスボウルに移し、沸騰させないよう気を付けながら15分ほど加熱してアクを取り除きます。

左の背の低いボトルが先日小梅で作ったシロップ、右が今回追加で作ったシロップ。
比べてみると若干色が違いますね。
小梅は黄色や赤のものがかなり混じっていたからかな?

これで梅の実も楽しめるわ
みっちゃん待望の梅の実も上手に仕上がり、今度こそ本当に(笑)今年の梅しごと終了!
来年の梅の時期までじっくり味わいたいと思います。
それでは、また。