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こんにちは。こももです。
順調にデイサービスへ通っている父とっちゃんに思わぬ出来事が!
立てないと移乗出来ないなんて!
デイサービスの利用を開始したばかりの頃は、スタッフさんの手を借りながらも自分の足で(送迎車まで)歩いて通っていたとっちゃん。
12月後半からは歩くことが困難になり、自宅から車椅子に乗って通っていました。
その頃は自力で立ち上がることは出来ないけど、手を貸して立たせて、手すりなどに掴まれば立った状態をキープ出来ていたんです。
なのでベッドから立ち上がらせ、ベッドの柵に掴まってヨチヨチと90度向きを変え、車椅子をサッと後ろへ滑り込ませば、腰を下ろすだけで車椅子へ移乗出来ていました。
ところが、先週から左足全体が異常にむくみ、座ることも立つことも出来なくなってしまったとっちゃん。
足全体が浮腫んでハムのよう。なかなか落ち着かない父の状態そのせいで車椅子への移乗が今までのように出来ない!
ということはデイサービスに送り出せない!
それは困る!!!(切実)
母みっちゃんと2人で試行錯誤いろいろ試してみたけど、体が大きく重く、力の入らないとっちゃんを動かす事はどうしても無理でした、、、
スライディングボードという逸品
こういう時はケアマネジャーに相談するのが一番。
と、これまでの経験で実感していたので、さっそくケアマネジャーへ連絡。
移乗するためのボードがレンタルできるので手配します
なんと!さすが心強い!
幸いにも介護用品レンタル会社が自宅からすぐなので、その日のうちにレンタル会社の営業さんが持ってきてくれました。
それがこれ、スライディングボードという商品だそうです。
薄っぺらく見えますが(見えない?)、なんと耐荷重は驚きの130kg。
これは車椅子↔︎ベッドの移乗介助を軽減してくれる優れもの。
まずベッドから車椅子へ移乗する場合、
車椅子よりベッドの方を高くしておいて、ベッドから足を下ろして座らせ、このスライディングボードをお尻の下に1/3ほど差し込んで、反対側は車椅子の座面にセット。
そしてベッド→車椅子へ(人を)滑らせて移動させるんです。
ベッドの方を高くしておくことで車椅子へ滑り下ろす、って感じ。
車椅子からベッドへの移動は反対にベッドを車椅子の座面より低くセットしておいて、同じ要領で滑らせる。
ボードの裏面はしっかりと滑り止めが付いていて外れないし、設置面積が広くて安心感があります。
体が大きく重い人であっても、とても楽に移乗が出来る素晴らしい代物なんです。
なんですが、、、
結論から言うととっちゃんには使えませんでした><
とっちゃんはまず座位がキープ出来ない。
という事はベッドの端に足を下ろして座っていることが出来ない。
なので座った状態でスライディングボードを差し込めない。
そもそも座った状態でボードの上を滑らせるものなのに、座っていられないとっちゃんには不向きというか使えない商品でした、、、
とってもいい商品なのに残念ながら今の状態のとっちゃんには使えず。
泣く泣く返却しました。
いよいよ介護ヘルパーの出番
さて、困った。
車椅子へ移動できないとデイサービスへ行けないじゃないか。
手配してもらったスライディングボードはとっちゃんには使えなかった旨ケアマネジャーに伝えたら、すぐに他の提案が。
介護ヘルパーを頼みましょう
それはデイサービスに行く前と帰って来た後30分づつ、介護ヘルパーさんに来てもらい移乗をしてもらう、という内容でした。
さらには移乗だけでなく、意外と力仕事であるオムツ交換や陰部洗浄も同時にお願いできるとのこと。
実は、女性二人とはいえ介護人員が2人もいる家庭でヘルパーさんをお願いして良いものか?とずっと思っていたんですよね。
でも今の状態のとっちゃんをみっちゃんと私で動かす事はやはりどうしても無理があるので、ここはお願いすることにしました。
仕事が早い我がケアマネジャー、すぐに手配して翌日には契約まで完了。
その翌日、30代くらいのがっしりとした男性ヘルパーさんがとっちゃんのお世話に来てくれました。
朝9時にやって来て、パパッと陰部洗浄をし、オムツをいとも簡単に交換し、タオルで全身を拭いて着替えさせ、軽々と、、まではいかないけど(笑)すんなりと車椅子へ移乗させる。
キッチリ30分で終わらせ、颯爽と次の現場へ向かって行きました。
さすがや、、、!
私たちと同じ事をしていると思えない(笑)
まるで手品を見ているようでした。
こんなことなら早くお願いしておけばよかった。
やはり使える介護サービスはどんどん使っていかねばですね。
介護ヘルパーさん、そしてケアマネジャーさん様様です。
それでは、また。