【こももの本棚】少女/湊かなえ

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こんにちは。こももです。

読書、好きです。特にミステリー小説が好き。

今まで読んだ本のレビューというか自分なりの感想はスマホアプリで残していたんだけど

せっかくブログを始めたので、ここで少しづつ書き留めていこうと思います。

記事にする順番は読んだ順ではないのですが、どうぞお気になさらず(笑)

まずは本棚でパッと目についたから、というだけの理由で選んだイヤミスの女王 湊かなえさんの作品から。

Story:少女/湊かなえ

親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、死ぬ瞬間を見てみたいと思った

自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える

ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く

ー死の瞬間に立ち会うために

高校2年少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー

少女/湊かなえ の評価・感想
 (5)

伏線回収が素晴らしいと評判だったので読んでみたら本当に凄かった作品。

よくもまぁこんなに綺麗に回収できるもんだわ(笑)

湊かなえさんらしい暗さが漂ってはいるものの、女子高生が主人公だからかあっけらかんとした明るさもあって不思議な印象。

いつものイヤミス感が薄く感じるのはそのせいかな?

仲はいいけど小馬鹿にしたり勝手にクヨクヨ悩んだり、無関心だったり無性に気になったり。

高校生くらいの時ってこういう感覚あるよなー

女子ってこういう感じあるよなーと妙に懐かしくなりました。

ストーリーはドロドロのようで、でも読み終えた後はさほどどんよりせず。

散りばめてあった伏線たちを最終的にすべてファ〜って回収して、さらに繋げる湊かなえさんはすごい。

そういう意味では爽快な作品です。

それにしても「因果応報!地獄に堕ちろ!」はパワーワードすぎる(笑)

読了日:2016/08/06

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2016年に本田翼ちゃん(由紀)と山本美月ちゃん(敦子)で映画化されたけど、私はどちらかといえばバッサーが敦子のイメージかな。映画は観てないけど!

著者:湊 かなえ(みなと かなえ)

1973年広島県生まれ。2007年「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞。08年同作品を収録したデビュー作『告白』は「週刊文春08年ミステリーベスト10」で第1位、第6回本屋大賞を受賞した。12年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞短編部門受賞。16年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞受賞。その他の作品に『贖罪』『Nのために』『夜行観覧車』『境遇』『母性』『リバース』『ポイズンドーター・ホーリーマザー』などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

今回改めて見てみたら、私の買った文庫本はカバーが二重になっていました。

もうひとつはバッサーと美月ちゃんの映画バージョン。

へぇぇマッケンと吾郎ちゃんも出てるんだ、、、!

VODでやってたら観てみようかしら。

それでは、また。

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