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こんにちは。こももです。
スーパーに青梅が並び始めました。今年も「梅しごと」の時期到来です。
今年は大梅でシロップ作り
先週あたりから母みっちゃんは毎朝、2軒のスーパーをハシゴしていました。
青梅、まだ売ってない
お目当ては梅シロップ用の青梅。
毎年欠かさずこの時期に仕込んでいる梅シロップ。
ブログを見直してみたら去年は5月15日に漬けていたので、買い逃さないよう毎朝パトロールしていたんです(笑)
まさかの買い物失敗?どうなる、今年の「梅しごと」先週末あたりからチラホラ生梅を見かけるようになったものの
小梅がみんな赤い
みっちゃんの欲しい青くてかたい小梅が売られていないとのこと。
これは去年の画像ですが、売られている小梅はこれよりもっと赤く黄色く熟したものばかりらしい。
数日様子を見ていたけど青い小梅が店先に並ぶことはなかったとの事で、立派な大梅を買って来ました。
今年は大梅で作るわ
果実の美しさから青いダイヤとも呼ばれる青梅の一級品、古城。
う〜ん!大きくて皮に張りがあって見るからにかたそう。色も綺麗。
今年はこの大梅古城で梅シロップを作ります。
梅シロップには青梅と氷砂糖
梅シロップの材料は梅と砂糖だけ。梅は青梅、砂糖は氷砂糖を使います。
使用する青梅は5月頃に収穫される青くかたい梅のこと。
フレッシュな香りの青梅は梅酒や梅シロップに適しているんです。
ちなみに黄色く熟した完熟梅は6月頃に収穫され、実が柔らかく桃のような甘い香りと果実感のある味わいが特徴。
熟梅は梅干しや梅ジャムに適しています。
そしてもうひとつの材料、砂糖に氷砂糖を使うのにはちゃんとした理由があります。
氷砂糖は梅の間にしっかりと留まってゆっくりと溶けるから。
少しずつ溶けていくことでシロップの濃度が少しずつ濃くなり、梅の表面だけでなく中からじっくりエキスを引き出すことが出来るんです。
上白糖やグラニュー糖が適さないのは、砂糖が瓶の底に溜まって固まってしまうためです。
梅しごと2024
さていよいよ漬けていきます。
下準備はアク抜きとヘタ取り。ヘタは竹串や爪楊枝で取り除きます。
ヘタは無理に取り除かなくてもいいけど、エグみや渋みの原因になるので取り除くのがベター。
軽く水洗いした後、1〜2時間ほど水に浸けてアクを取ります。
我が家では一晩浸けておきます。
青梅にはアク抜きが必須。
梅は未熟なものほどアクが多く含まれているため、まだ青い状態の梅はアク抜きをしなければなりません。
アク抜きが終わったら水分を拭き取って、殺菌消毒した保存容器に青梅と氷砂糖を交互に入れます。
我が家の保存容器は4L。
梅と氷砂糖を同量、2kgづつ合計4kgを入れてピッタリです。
いつもは小梅なのでそのまま入れるけど、今回は大きい梅なので切れ込みを入れました。
これは果汁を出やすくするため(ただしシロップが濁る可能性あり)
ちなみに漬ける前に梅を冷凍すると表面にヒビが入って果汁が出やすくなり、切り込みを入れるのと同様の効果があります。
冷凍した梅を使用する方が失敗が少ないですね。
午前中に蓋いっぱいまで入れた氷砂糖が夕方にはだいぶ溶けてこのような状態に。
水分が多くなると梅が浮いて氷砂糖が沈んでしまうので、それを防ぐためにシリコンの蓋を被せています。
氷砂糖が沈んでしまうと溶け切らないし、梅が浮いているとエキスが十分に引き出せないですからね。
さて、あとは度々ビンを揺すって完成を待つのみ。
今年の梅シロップはどんな仕上がりになるか楽しみです。
それでは、また。