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こんにちは。こももです。
先日、一時的ですが父とっちゃんが自力で立ち上がれなくなりました。
【我が家の事件簿】突然起き上がれなくなった父と役立たずの長女地域包括支援センターへ電話するも
力が入らず自力が起き上がることができないとっちゃんを前に何もできなかった母娘。
いや、できなかったのは私だけで(ぎっくり腰を発症)母みっちゃんは小さな体で必死にとっちゃんを抱き起こそうとしていました。
が、力およばずで結局何もできず。
今後また同じようなことが起きたら?
とっちゃんがもう自力で歩けなくなったり、起き上がれなくなったら?
要介護認定の申請はしたけど要介護と判定されるかわからないし、そもそもすぐ施設に入所するわけでもない。
同居し、支援や介護する側として私たちはどうすれば良いのだろう?
と、まずは地域包括支援センターに相談の電話をしてみたけど
なるほど。
それはケアマネさんに相談ですね
私たちの相談先はあなたではなくケアマネなんですね?
じゃあケアマネはどう探せばいいのでしょう?
お知り合いにいないですか?
この会話の繰り返し(苦笑)
前回担当してくれた職員さんがお休みで、たまたま電話に出た職員さんだったのですが、、、
どうにも会話が成り立たない(怒)
センターで介護に関する相談は受け付けている、と職員さんは言う。
でも相談するとケアマネに相談して、と言う。
じゃあケアマネはどう探せばいいか?と聞くと
お知り合いにいませんか?と返ってくる。
いないし、どうすればいいかわからない、私は誰に何を言えば聞けばいいの?と聞くと
相談はセンターで受け付けている、と言う(以下繰り返し)
私の伝え方が悪いかな?と言い方を変えて何度かチャレンジしたけど玉砕。
堂々巡りの会話に疲れ果て、何の情報も得られないまま電話を切りました。
いったい何だったんだ、、、時間を返してくれ。
父の主治医に相談
一時的とはいえ全身力が入らなくなったとっちゃんの症状も心配だったので、みっちゃんと2人で主治医に相談に行くことにしました。
先日未明に起こった事、日常のとっちゃんの様子、私たちが日々どう対応しているかなど一通り話した後に先生が言ったのは「今のとっちゃんの状態をしっかり受け入れなさい」ということでした。
今のみっちゃんと私は、
「まだ出来るはず」と思うから、出来ない・やらないと怒ってしまう。
「言えばわかってくれる」と思うから説教めいてしまう。
常に少し前の「まだこれくらいは出来る・わかるとっちゃん」を期待してしまっていたんですね。
先生曰く(端的に言うと)
まだ出来る、言えばわかってくれると思わないこと。
今できないことはこれからも出来ない。
そして改善することはなく、進行の速度を緩やかにすることくらいしか出来ない。
だからとにかく怒らないこと。
ちゃんと現実を認めてちゃんと諦めなさい、ということでした。
何度言っても出来ないのは、もう覚えていられないから。
だけど「怒られた」という感情だけは残っていて、機嫌が悪くなったり意固地になって拒否したりする。
そうなると双方の感情がぶつかってばかりで悪循環になってしまうよ、と。
考えさせたり思い出させようとしなくていいから、上手く誘導して出来ることだけ自分でさせなさい、と。
例えば、今までは食後に服薬をせずボーッとしているとっちゃんに対して
「食後は何をするんだっけ?」「今はどの薬を飲むんだっけ?」と問いかけて自分で考えてもらっていました。
故に30分くらいかかっていたんですよね(^^;
これが実際骨の折れる作業で、正直限界を感じていました。
だけど「薬を飲もう」「薬はそこに置いてあるよ」と言葉で示し、取り出すなどの行為は自分でしてもらう。
選んだ薬が合っているかなどは確認して、飲むまでちゃんと見守る。
それでいい、と。それで万々歳だと。
そうか、私たちの対応が間違っていたんだな、と目の前の霧がサーッと晴れた気分でした。
出来ない、わからないを受け入れる
自発的に動くのはトイレだけ、足腰の弱り方が著しいからどうしたらいい?という相談には、助けを求めてたりおだてながら動いてもらいなさい、というアドバイスをもらいました。
まず、話す時は目線の高さを合わせて
「ちょっと助けて欲しい」「困ってるから一緒に来てくれない?」などとお願いして
仕方がないなぁ
と思わせるのだそう。
あとは言うだけではなく、少し手や腕を取ってあげて動きを促すのもいい方法なんですって。
それと最後に言われたこと。
自力での排泄に問題が出たら迷わず施設へ入居させなさい
ただすぐに見つからないし入居も出来ないので事前に調べておきなさい、と。
費用のことも考えて、場所は都内や首都圏にこだわるのではなく北関東や甲信なども視野に入れて。
距離で考えず、むしろ遠くても新幹線や特急など便がいい方が良かったりするよ、と。
頻繁に会えなくてさみしがるのでは?と思いがちだけど、実際本人はさみしさを感じない可能性もあるとのこと。
なるほど、、一理ある。
漠然と近所で探そうと思っていたけど、考えを改める必要がありそう。
施設のことはいずれ、、、なんて悠長に構えていたけど早く動くに越したことないですね。
要介護認定結果がどう出るかわからないけど、かなり先まで見据えて動いていかねば、と思いました。
とりあえずとっちゃんに対して怒らない。
出来なくなっている、わからなくなっているとっちゃんを受け入れる。
まだどっかで期待しちゃう自分と戦いながら、いろいろ動かないとです。
それでは、また。