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こんにちは。こももです。
6月末に妹のんちゃんと2人で行った大阪・関西万博の思い出を綴っています。

目指すは世界のグルメ
大阪・関西万博、正式名称「2025年日本国際博覧会」は160以上の国や地域が参加する大規模な国際的イベント。
日本にいながら世界旅行気分を味わえる海外パビリオンをはじめ、日本政府や企業、団体が出展する国内パビリオン、今回のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現するシグネチャーパビリオンなど、約155ヘクタール(東京ドーム約33個分)の会場内にある180以上のパビリオンで各国の文化や最先端技術に触れられるのが最大の魅力ですよね。
だがしかし。
行ってみたい!と思った大阪ヘルスケアパビリオンやNTTパビリオンの予約は軒並み惨敗。
もちろん予約不要のパビリオンも多数ありますが、炎天下の下何時間も並んでまで見たいパビリオンが私たち姉妹にはなかったので、万博の目的を世界のグルメを味わう方向にシフトしました。

日本では食べられない世界各国の料理を堪能できるのも万博の醍醐味ですよね!
ということで事前にSNSなどを参考にお互い食べたいグルメをピックアップ。
まずは食事編。
コロンビア | レチョナ |
マレーシア | ロティーチャナイ |
セルビア共和国 | ピタ サ メソム(ミートパイ) |
チェヴァピ サンド | |
フィリピン | ルンピアン・ビノンド |
ベトナム | 揚げ春巻き |
バインミー | |
オーストラリア | オージーパイ |
マルタ | フティーラ |
パスティッツィ | |
イギリス | フィッシュ&チップス |
ガンビア | ベナチン |
ハンガリー | ハンガリー料理各種 |
続いてスイーツ編。
セルビア共和国 | マンゴーヨーグルト |
イタリア | ジェラート |
カナダ | メープルソフト |
オーストリア | ソフトクリーム |
大阪ヘルスケアパビリオン | 塩ソフトクリーム |
ポルトガル | エッグタルト |
アラブ首長国連邦 | ラクダミルク |
アゼルバイジャン | ナタデココドリンク |
サウジアラビア | サゴダナチーズケーキ |
ベルギー | ワッフル |
イギリス | スコーン(クリームティー) |
パビリオンの位置も把握していない状態で欲望の赴くままに挙げております(笑)
猛暑&大混雑の中、アラフィフ姉妹は果たしていくつ味わう事が出来たのか?
イタリアのジェラートとベルギーワッフル

万博P&R(パークアンドライド)の優先ゲートを利用して西ゲートから入場したのは9:20ころ。
直後にPlay!郵便局で散々楽しみ、ミャクミャクやガンダムを写真に収めた後に向かったのはイタリア館とベルギー館です。

目的はもちろんパビリオンではなくパビリオン横の売店とフードトラック。
まずはイタリアンジェラートゲットすべく10:20ころから2人でイタリア館横の売店列に並び始めました。
もうね、この時点で長蛇の列ですよ。さすがの人気っぷり!
ですが10分くらい経った時に「これ2人一緒に並ぶ必要なくない?」と気づき(遅い)私は隣のベルギー館フードトラックの列に移動しました。

ワッフルをはじめ、フライドポテトやベルギービールを販売しているベルギー館のフードトラックも負けず劣らず長蛇の列。
10:30時点で40〜50人くらいは並んでいたかな?
警備員さんは「1人1分として40分ほどかかるよ」と言っていたけど、スタッフの方々の手際が良くわずか20分で買う事が出来ました。

ちょうど同じタイミングでジェラートを購入できたのんちゃんとイタリア館横の屋根付き休憩スペースで合流。
大屋根リング下にもたくさんベンチがあるけれど飲食をする場合はやはりテーブル付きがいいですね。
わずか数分しか経っていないのにジェラートもソフトクリームもデロデロですが(笑)
たくさんの種類を食べたいのでジェラートはトリプルにしました。
選んだのはピスタチオとブラッドオレンジ&トマト、そしてアマレーナ(ブラックチェリー)。
ピスタチオは濃厚で甘くてとにかく美味。ピスタチオまんま、って感じ。
綺麗なオレンジ色のオレンジ&トマトはすごくさっぱり。私はあまりトマトを感じられず、オレンジの爽やかな酸味が印象的でした。
アマレーナ(ブラックチェリー)は甘さと酸味のバランスが絶妙。これが一番好きだなぁ。
ベルギーのバニラソフトクリームはとにかく濃厚でしっかり甘い。
というか私にはちょっと甘すぎました(笑)
いや待て待て。私はなぜチョコではなくバニラのソフトクリームを買ったのだ←
ベルギーといえばチョコでしょう!何やってんだ私!
ま、暑すぎて冷たいものなら何でもおいしかったからいいけど同じ甘いならベルギーチョコにすれば良かった。

ワッフルは生地自体がすごく甘くて、さらにパールシュガーもふんだんに使われているのでとにかくこってり甘い!
さほど大きくない&2人で分けて食べたにも関わらず、なんと半分でギブアップ(^^;
残り半分は途中で食べようと持ち歩いたけど結局食べず、帰宅後にのんちゃんの旦那さんマーくんが「すごくおいしい!」と食べていました。
マレーシアのロティーチャナイ

ジェラートなどを食したあとは、特徴的な各パビリオンを眺めながらしばし大屋根リング下や屋上デッキを移動。
ちょうど12時ころにマレーシア館の前に到着したので、お昼ごはんを買うことにしました。
もちろん狙うはロティーチャナイ。
お昼時のとても混み合う時間帯で当然ながら長蛇の列でしたが、思いのほか列の進みが早く15分ほどでゲット出来ました。
ここ、列の長さに怯んで諦めるのはもったいない。
最初は屋外だけど途中から冷房の効いた室内で並べるし案内もスムーズでレジもたくさん。
案外早く買えますぞ。オススメ!

これがロティーチャナイ。今回は大屋根リング下のベンチでいただきました。
ロティーチャナイは空中で回して薄くのばした生地を何層にも重ねて焼いた平たいパン。
表面はカリカリで中はもっちり優しい甘さのロティーチャナイ、ものすごーくおいしい!
どうやらダール(豆料理または豆カレー)とミートカレーがセットで提供される形が定番のようで、こちらでも豆カレーとチキンカレーがセットされていました。
パッと見「カレー少なくない?」って思ったけどなんのなんの、ちょうどいい量(当たり前)
甘めの豆カレーもスパイシーなチキンカレーもどっちも合う!
兎にも角にも初めての食感のロティーチャナイがおいしすぎて2人で夢中で食べました。
これはまた食べたいなー

余談ですが、、マレーシア館ではのんちゃんが並んでくれたので、私は涼しい店内で優雅にお土産品を物色しました。
魅力的な食品や小物も多数あったけど、とにかくバッグがかわいかった!

特に目を引いたのがカラフルなカゴバッグ。
これはボルネオ島先住民の女性たちが伝統的手法で手作りしているというペナンバッグと呼ばれるものかしら?
軽くてすごく使いやすそう。夏にピッタリですごくかわいい!
このバッグに目を奪われていたらのんちゃんから「買えたよ〜」とLINEが来たので後ろ髪を引かれながらお店を後にしましたが、あともう少し眺めていたら買ってたかもしれない(笑)
マルタのフティーラ
ロティーチャナイでお腹を満たした後は、どこか入れるパビリオンはないかとしばし放浪。
だがしかし「あまり並ばずに入りたい」なんて甘い考えの人間が入れるパビリオンは当然どこにも存在せず(笑)
大屋根リングに沿ってぐるっと回った先のエリアにあったマルタ館でフティーラを購入しました。

フティーラは2020年にユネスコの無形文化遺産に登録されたマルタの伝統パンなんですって。
マルタ館前のワゴンでは2種類のサンドイッチが販売されています。
ツナとオリーブとケッパーのサンドイッチと、ベーコンと卵のサンドイッチ。
私たちはツナとオリーブとケッパーをセレクトしました。
というのも、午前中にイタリア館横の休憩スペースでジェラートを食べながら地図を広げて「どう巡って何を食べるか?」を検討していた時に、偶然隣にいたご夫婦から

マルタのサンドイッチは
絶対に食べた方がいいわ
と声を掛けられたんです(笑)
ちょうど私たちが「食べたいものが多すぎるからマルタは諦めよう」と話していたのを耳にしたらしく、フティーラのおいしさと珍しさ(ユネスコの無形文化遺産に登録されたことなど)をユーモラスに語ってくれまして。
見ず知らずの私たちにそこまで言ってくださるなら!ってなりますよね。
ということで見た目はすごくシンプルな奥様オススメのツナとオリーブとケッパーのサンドイッチを食してみたら、もうビックリ。

美味!!!
ものすごくおいしい!!!!!
パンは外側がカリカリで中はふんわり。
パッと見ハード系パンで硬そうに思えたけど、すごく食べやすくて何よりパンそのものの味がおいしい。
そしてシンプルなパンにツナとオリーブとケッパーというあっさりした具がすごく合う。
オススメしてくれたご夫婦の旦那様は「僕にはちょっと味が薄かった」とおっしゃっていたけど、奥様と同じく私たち姉妹にはちょうどいい薄味でペロリ完食。
フティーラも半分こして食べたのだけど、これはひとり1個づつイケたかもしれない。
ロティーチャナイと甲乙つけがたいけど、ツナとオリーブとケッパーのフティーラが万博グルメの中で一番おいしかったです。

教えてもらってよかったー
あのご夫婦に教えていただけなければ確実にスルーしていたマルタのフティーラ。
食べることが出来て本当に良かった。
偶然の出会いに感謝!私たちに声をかけてくれてありがとうございました!
コンビニ入店もひと苦労

フティーラのおいしさに感動した後は大屋根リング下をしばし散歩。
まだまだお腹は空かないけれど、なんだかサッパリしたものを口にしたくなりコンビニへ向かいました。
ただそこはやはり万博内コンビニ、すんなりと入店する事は出来ず当然長蛇の列でございます。
20分並んで入店したコンビニで買ったのはどこでも売ってる森永ICE BOX。
ただね、これでかなり生き返りました。
改めてICE BOXの素晴らしさを実感しましたよ。ICE BOX最高最強。
さて、みなさんお気付きと思いますが、、、私たちアラフィフ姉妹が食した万博グルメはこれで全部です!
あれだけ意気揚々と「世界のグルメを味わい尽くす!」なんて言っていたのにこの体たらく。
結局のところ食したのはイタリア、ベルギー、マレーシア、マルタの4か国のみ(スイーツ含む)
散々歩き回って、しかも1人前を2人で食べているのにこの有様、、、
アラフィフの胃袋って悲しいくらい貧弱ですね。
本音を言えばもっとたくさんの種類を食べたかったけど、こればっかりは仕方ない。
適量をおいしくいただけたということで大いに満足しています。
今度は万博で知ることが出来た各国の料理を食べるために、日本にあるレストランを探すのも楽しそうだな。
これから大阪・関西万博に行かれる方は暑さ対策を万全にして、思う存分楽しんでくださいね。
それでは、また。