我が家のおやきは具がモリモリ。長野県の郷土料理おやき

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こんにちは。こももです。

私たち家族も親戚一同も、母みっちゃんの作るおやきが大好物です。

信州を代表する郷土料理「おやき」

みなさんはご存知ですか?「おやき」

おやきは小麦粉と蕎麦粉を水または湯で溶いて練り、薄くのばした皮にあんや野菜など旬のものを包み焼いたもので、信州を代表する郷土料理。

農林水産省 うちの郷土料理

我が家というかみっちゃんの実家では、具材は味噌で味付けした角切りのナス。

それをたっっっぷりと入れて焼きます。

私が小さい頃は祖母、つまりみっちゃんの母がいつも作ってくれていました。

祖母が地粉で焼いてくれたものも好きだったけど、東京で気軽に買える強力粉で作るおやきも、もっちもちで大好き。

みっちゃんは頂き物のお返しや兄弟の誕生日、時にはリクエストを受けてなど、事あるごとに作ってみんなに送っています。

今週は日曜日に隣の区に住む二番目の姉が遊びに来た時と、今日誕生日を迎える一番上の姉に送るためにフル稼働していました(笑)

材料も作り方もシンプル

おばあちゃんが作っていたのをいつも側で見て手伝っていた末娘のみっちゃん

兄弟の中で唯一「おばあちゃんのおやき」を継承しました。

ちゃんとしたレシピもなく、教えてもらったのではなく見て覚えたので数年は試行錯誤したようですが、今ではしっかり「みっちゃんのおやき」として確立しています。

材料はこんな感じ。

  • 強力粉(あれば地粉)
  • ベーキングパウダー
  • 牛乳
  • ナス
  • 信州味噌
  • 顆粒和風だしの素
  • サラダ油

強力粉とベーキングパウダーと牛乳で生地を作り、角切りしたナスにサラダ油を馴染ませてから顆粒だしを混ぜた信州味噌で和えて具を作ります。

ナスは水が出やすいので手早く軽く混ぜるのがコツなのだそう。

味噌が全体に馴染んでいなくても、包むときに味噌が馴染んだものとそうでないものを一緒に入れればいいんですって。大雑把でいいね(笑)

たっぷりの具は「みっちゃんのおやき」の最大の特徴。

こぼれ落ちそうなほどナスを入れます。

だからこそ包むのが難しい!油断するとすぐ生地に穴が空いちゃうんです><

ここは熟練の技ですね。

フライパンでじっくりと両面焼きます(すでにおいしそう、、!)

裏表焼けたらおやきを立てて、側面にもしっかりと焼き目を付けます。

はい、出来上がり。

私は穴が空いて味噌が生地に染み出てる状態が好きなんだけど、みっちゃんの腕が上がって穴が空いているのがほとんどないのが残念(笑)

生地に味付けはせず、具材も少しの顆粒だしと信州味噌だけ。

素朴だけど、とーってもおいしいんですよ。

次の継承者は私、、、?

そう、みっちゃんがおやきを作り始めた頃から親戚にずーっと言われていました。

今度はこももが引き継がなきゃね

おばあちゃんからみっちゃんへ引き継がれたように、誰かがこの作り方・この味を覚えないといつか食べられなくなってしまう。

何しろみっちゃんの兄弟はもちろん、その子ども(つまり従兄弟たち)も、妹のんちゃんの娘(姪っこ)もおやきが大好物。

売っているおやきでは代わりにならないんですよね。

いつでも教われる、まだまだ大丈夫。

そう思っていたし、今でも思ってしまうけど「その日」は突然やってくるもの。

ましてや分量も味付けも感覚で覚えなければならない「みっちゃんのおやき」

私自身もみんなも大好きなおやき。

途絶えさせないよう、次からは絶対に一緒に作らねば。

それでは、また。

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