恋愛を超越した家族愛。Netflix『サイコだけど大丈夫』

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こんにちは。こももです。

Netflixオリジナルドラマは数多くあるけど現時点で『サイコだけど大丈夫』が一番好きです。

ARASHI’s Diary -Voyage- が目当て

私はAmazonプライム会員なのでプライムビデオは見放題。

なので他のVODをお金を払ってまで見ようとは正直思っていませんでした。

そんな私がNetflixに加入したキッカケは嵐。

ARASHI’s Diary -Voyage- がどうしても見たくて。即加入でした(笑)

その後もちろん『愛の不時着』も『梨泰院クラス』も見ましたよ。

どちらの作品もすごく面白くて、世の方々と同様に当然ハマりました。

その次くらいだったかな?『サイコだけど大丈夫』を見たのは。

ラインナップに出てきた時の最初の印象。

この題名、、なんなん(笑)

でした。

よくある洋画を邦題にすると何それ!ってなるやつか、と(笑)

逆にそれで興味が湧いて見始めました。

そうしたらもう、ハマりにハマりまして。

あらすじやビジュアルから

変わり者の女性と献身的な男性のラブストーリーかな

と思ったらとんでもない!!!

ロマンスあり、ファンタジーあり、サスペンスあり、そして恋愛を超越した家族愛ありのヒューマンドラマでした。

韓国ドラマにありがちな(こもも調べ)最初の数話は分かりづらいけど、見続けるほどにハマるパターンの沼ドラマ。

これは絶対に最後まで見ないと損!なドラマです。

サイコだけど大丈夫 あらすじ

Netflix公式より

幼いころに両親を亡くし、自閉スペクトラム症の兄の世話をしながら生きてきた精神科病棟で働く保護士・ガンテ。

彼は、家では兄を、外では精神患者たちを献身的に世話しながらも、自身は夢も希望も金もなく、愛さえ拒否している男性。

一方、人気童話作家のムニョンは、欲しいものは必ず手に入れないと気が済まない傲慢な性格で、誰も近寄れない”孤高の女王”のような女性。

反社会性パーソナリティ障害の傾向があり、人の気持ちはもちろん、愛という感情さえ全く分からない。

辛い思いを抱えて生きる2人の運命が交錯する時、互いの心に癒やしをもたらす、新たな人生の扉が開く。

<キャスト・スタッフ>

キム・スヒョン・・「ドリーム・ハイ」「星から来たあなた」

ソ・イェジ・・「君を守りたい」「花郎」

オ・ジョンセ・・「椿の花咲く頃」


原作・制作:パク・シヌ、チョ・ヨン


全16話

乗り越えろ。無理ならば魂が成長しないからいつまでも子供のままだ

メインキャスト3人の抱えるトラウマがそれぞれ闇が深くて。

幼い頃に母を殺されたムン兄弟。

自閉症の兄、ムン・サンテ。

その兄を守るだけの存在として産み育てられた弟、ムン・ガンテ。

毒親に育てられ、周囲との関わりを持たず孤独に生きる女性、コ・ムニョン。

3人とも成長し体は立派な大人だが、実は心は子供のまま。

大人になっても過去の呪縛から逃れられず、見ない気づかないフリをしてトラウマから目を背けて生きている。

そんな3人が出会い、正面からぶつかり合うことで傷を受け入れ、癒やし、お互いを補い支え合って成長していく様子が丁寧に描かれていて、涙なしには見られません><

「乗り越えろ。無理ならば魂が成長しないからいつまでも子供のままだ」

冒頭から何度も出てくる絵本のこのフレーズが物語のキーになっています。

深い。このフレーズ本当に深い。

全体的に辛く重いテーマではあるものの、意外とコミカルな部分も多く見やすいです。

童話がベースにあるというのも見やすい要素としては大きいかな。

あとね、各話のタイトルが童話のタイトルなんですけど、ストーリーと内容がリンクしているのが秀逸!

脚本家の方、すごいなぁと感心しきりです。

そして私、コ・ムニョン役のソ・イェジのビジュアルが大好きで。

彼女は身長169cm体重43kgという人形のようなスタイルの持ち主。

内臓どうなってるの?ってくらいウエストとか細い。

あと、クールで低い声もとっても魅力的。

今回の役柄は怒ったり冷酷だったりクールな表情が多いのですが、そこからの笑顔がまた反則。

笑顔がとてつもなくキュート!心を鷲掴みされます。

そして語らずにはいられないのが自閉症の兄役オ・ジョンセの演技。

もうね、圧巻です。天才と思う。

美男美女のキム・スヒョンとソ・イェジのロマンスが霞むくらい。

このドラマの主役は彼だと言っても過言ではない(と思っている)

私はこの2人、サンテとムニョンのケンカシーンが大好き。

2人は相手を本質で見るし、遠慮も忖度もしない。

だからぶつかるけど、結果いい方向に向かっていく。

結局似てるんですよね作中の2人。

オ・ジョンセは「椿の花咲く頃」というドラマにも出てるけど、どの役も本当にうまい。

超絶余談で私個人の感想だけど「椿の花咲く頃」のオ・ジョンセは大泉洋みが強い(笑)

誰かわかる人いないかな、、いないか。

そういえば、ドラマ内でコ・ムニョンが書いた「悪夢を食べて育った少年」「ゾンビの子」「手とアンコウ」などの童話、リクエストが殺到したことで韓国で書籍化されているそう。すごすぎる!

ちなみに、、、

タイトルの「サイコ」は「サイコパス」の意味ではないんですって。

パク・シヌ監督曰く、このドラマのテーマは「違うことを認め、受け入れること」

『サイコだけど大丈夫』は、みんなどこかが欠けている現代社会で「人と違っても大丈夫」というメッセージなんだそうです。

おっと。主演のキム・スヒョンについてまったく触れていない(笑)

言わずもがな最高です。

序盤のJOKERのような悲しい笑顔から、弾けるような笑顔に変わる様とか本当にうまい。

そして美しい。小悪魔的でもある(笑)

『サイコだけど大丈夫』わたくしオススメのドラマです。ぜひ。

それでは、また。

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