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こんにちは。こももです。
タイトルからお分かりと思いますが今回の記事、前半部分は便の話です(すみません)
軟体動物化したとっちゃん
今まではフラつきながらもなんとか自力で歩いていた父とっちゃん。
とはいえ寝床とトイレの数メートルの距離ですけどね。
なので便意を感じたらひとりで起き上がり、自力でトイレまで歩いて用を足し、戻ってきていました。
ところがある日突然、起き上がることも歩くことも出来なくなってしまったんです。
それは便失禁が始まったのとほぼ同じタイミングでした。
度重なる深夜の転倒と粗相。そして今もなお、、、便意を感じて目が覚めるけど、腕をはじめ体全体に力が入らず体を起こすことができない。
手を貸して起き上がらせても、体がグニャグニャと軟体動物のようで座ってさえいられない。
歩くことはおろか、這って移動することも出来ない。
あぁこれは、、、この時の状態と同じか。
【我が家の事件簿】早朝5時に父がひとりベランダで転倒 【我が家の事件簿】突然起き上がれなくなった父と役立たずの長女またもや体全体の筋力が著しく低下してしまっている様子。
なるほど、便失禁も肛門に力が入らないから起きているわけね。
疲れ果てる母娘
それにしても困った!
とっちゃんが起き上がれない、立ち上がれない、歩けない。
そしてお腹の調子が悪く、軟便の便失禁を日に数回繰り返す、という日が続きました。
便失禁が発生した際の一連の流れはこんな感じ。
便意を感じて目が覚める
力が入らず起き上がれない
失禁
脱ぎたいからトイレへ行きたい
が、動けずジタバタ
母と私が駆けつける
2人がかりでトイレへ移動
リハビリパンツ内で残りの排便
洗浄とパンツ交換
2人がかりで寝床へ連れ帰る
これでだいたい30〜40分くらいかな。
リハビリパンツを着用しているので、失禁してしまったら最後までパンツの中で用を足して欲しいのだけど、途中で脱ごうとするんですよね(涙)
わかる、わかるよ、気持ちが悪いんだよね。
でも途中で脱ぐと大惨事になるし、とにかく後処理が大変なのよ><
それでも意地になってパンツを脱ごうとするとっちゃんと、それを必死に止める母みっちゃんと私。
もうね、怒号が飛び交います。
さらに困ったことは続き、、、
一連の流れが終わりみっちゃんと2人で後処理をしていると、数分後にまたジタバタしてる(涙)
そしてまた同じことを繰り返す。多い時で3セット。
一度で全部出し切って欲しいけどどうやら無理みたいで。
そのセットを深夜から早朝にかけて、お昼ころ、夕方くらいの一日三回やってくれるんですよね。
もうね、リハビリパンツの消費量が異常なのよ、、、
とっちゃん自身は失禁を繰り返していることを覚えておらず、お腹の調子が良くないことも気にならないようで、食欲は普段通りあって。
だからこそ良く出てしまうのだけどね(苦笑)
主治医は
食事は普通でいいよ
水もたくさん飲ませて
と言っていたけど軟便は治らないし、食事のたびに便失禁するから、怖くて少し柔らかめのご飯にして量も減らしていました。笑
処方してもらった薬も効いているのかいないのか(怒)
夜も眠れず、常にとっちゃんの行動に気を配り、自力で動けないとっちゃんに手を貸し、便失禁の処理をし続ける(そして私は在宅で仕事をする)という日々。
完全にみっちゃんも私も心身ともに疲弊していました。
介護用品レンタルという救世主
そんな状態が一週間ほど続いたある日、我が家のポストに要介護認定の書類が届きました。
要介護認定の区分変更、結果は要介護2でした要支援2から要介護2に変更になり契約締結が必要になったため、書類到着の翌日にケアマネジャーが我が家を訪れた時に事態は急展開!
軟便と便失禁については以前から相談していたけど、ずっと続いていることと筋力低下により起き上がりや歩行ができないことを伝え、その状態のとっちゃんを目の当たりにしたところ
軟便と便失禁は主治医に任せますが、介助は軽減させましょう!
すぐに車椅子を手配します
と、その場でレンタル業者に連絡し手配してくれました。
なんと数時間後には我が家へ車椅子が納品。早い!
あ、、足を載せるフットレストを外した状態で写真を撮ってしまった。
本来はちゃんとフットレストがあるのですが、自宅内の数メートルでの使用なので取り外しています。
それにしても、、まさか我が家で車椅子を使う日が来るなんて。
狭いマンションだし、廊下は両手を広げれば壁に手が付くし、車椅子は必要ない(むしろ邪魔だ)と思っていたけど、それは大きな間違いでした。
自宅内でも使えるサイズの車椅子も豊富にあるし、機能も充実してる。
この数日、ほんの数メートルであっても体が大きく体重の重いとっちゃんを支えて一日に何度も移動するのは本当に大変だった!
それが車椅子を使用することで負担がかなり軽減されることを知りました。
動かし方はまだコツが掴めないけど(笑)
あぁありがたい。まさに救世主!
そしてこんなものも設置。
突っ張り型の手すり。設置場所はトイレです。
我が家は右手には手すりがあるのですが、両方にあった方が立ち上がりやすいとのことで勧めてもらいました。
突っ張りタイプなので工事不要ですぐに設置完了。
便座に座らせたはいいが、立ち上がらせるのが大変だったから助かるー!
介護用品レンタルについても上手に活用していかねばですね。
軟便&便失禁問題はまだ解決していないけど、歩行等については介護用品の力を借りて軽減できそうです。
それでは、また。