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こんにちは。こももです。
父とっちゃんの要介護認定が着々と進んでいます。
介護認定のための訪問調査
2週間ほど前に要介護認定申請をしました。
父の要介護認定申請。地域包括支援センターへ行ってきました申請から認定までの流れは下記のとおり。
さて、先日②訪問調査が実施されました。
事前に調査項目や注意すべき点などをネットで調べたら、調査内容より本人の言動について興味深いエピソードがたくさんありまして(笑)
「何も困っていない元気な私」を全力でアピールしたり、
いつもは歩くことさえままならないのにスタスタ歩いたり。
まぁ確かに、幾つになってもどんな状態でも「相手に大丈夫だと思われたい」という気持ちは少なからずありますよね。
でも要介護認定調査において、実情と認定結果にズレが生じると本来受けられるサポートが受けられなくなってしまう。
それはちょっと困る。いや、だいぶ困る。
なので調査の前に、実情や困りごとを箇条書きにまとめておきました。
質疑応答の備忘のためではなく調査員に渡せるように、です。
メモ書き程度のつもりが、結果A4用紙1枚分に。
そんなに?って感じですが、これでもだいぶ削って削ってのA4用紙1枚です。
要介護認定の訪問調査、その前に。実情に合った認定には準備が必要珍現象、迷回答、続々発生
さて、調査当日。
とっちゃんには事前に「区役所から健康状態の調査が来るよ」とだけ伝えていました。
身構えてほしくなかったのでいつも通りに過ごしてもらい、14時すぎに調査員が到着。
挨拶をしたらさっそく調査開始です。
(大きめの声で)
お名前と生年月日を教えてください
なに?聞こえないなぁ
それじゃ補聴器を着けようか
今度は聞こえるかしら?
お名前と生年月日を教えてください
さっきより聞こえない
(補聴器を外す)
(再び大声で)
お名前と生年月日を教えてください
こっちの方が聞こえる
スラスラスラ…
嘘でしょ!
いきなり珍現象発生。
どうして補聴器をつけた方が聞こえないのよ(笑)
いつもは「聞こえすぎてちょっとうるさいくらいだ」とか言ってるのに。
まぁ補聴器なしで会話が成立するならそれで良し。
私も時々フォローに入りながら質疑応答が続きます。
生活で困りごとはありますか?
薬は自分で飲めますか?
ありませんねぇ
薬も自分で飲めています
、、、毎回声かけないと薬を飲まないよね?
声かけても服薬行為自体を忘れちゃってなかなか飲まないよね?
どの薬を飲むかわからず毎回手伝ってるよね?
と、そんな調子で事実とは異なる回答を平然と繰り出し続けるとっちゃん。
まぁ仕方ない。それは想定内さ。
ちゃんと実情はお手紙に書いたから思う通りに回答すればいいよ。
調査員さんと会話して褒めてもらって、とっちゃんはとっても上機嫌。
近年稀に見る驚異的な運動能力を発揮
後半は身体能力の調査です。
立ち上がってトイレまで歩いてみてください
(スクッ!スタスタスタ…)
おいおいおい、、、
いつもは立ち上がるのも一苦労。
腰が痛い痛いと言いながら背筋も伸びないし、床から足が上がらず摺り足で半分転びながらドタドタッと進むのに、姿勢良く足音さえさせず軽快に歩いている!
そんな歩き方、数年ぶりに見たよ。
椅子に座って、つま先を膝の高さまで上げてみてください
(うわーこれは絶対無理やん)
こうかな?(ヒョイ)
!!!!!
もはや別人じゃん!
とっちゃんの潜在能力、恐るべし。
他にも「直立の状態で壁に手をついて片足を上げて」「腕をしばらく上げた状態でキープ」などを難なくクリア。
ねぇ、、できるんじゃん。
毎朝のラジオ体操で「痛いんだよ」と言って肩までしか腕を上げないのは何故なの?
と娘と妻はモヤモヤ。
ネットで読んだ数々の体験談に偽りなし!
我が家の主も漏れなく「何も困っていない元気な私」を全力で示していましたよ。トホホ
20分ほどで調査は完了。
用意しておいた実情と困りごとのメモに署名をしてお渡しました。
(そのまま審査会に提出するので署名が必要とのこと)
認定結果が出るのは一ヶ月後くらいでしょうか。
この日のとっちゃんの言動だけを見ると確実に自立レベルだな、、、
いずれにせよ何かしらの介護サービスを受けることになるので、いろいろ調べねば。
それでは、また。
父の要介護(支援)認定の申請を決意しました