認知症の症状?タイムスリップ?暴走とっちゃん登場

当サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります

こんにちは。こももです。

先日、父とっちゃんが突然活力を取り戻しました。

母、体調を崩す

婦人科検診に行くため有休を取っていた、今週の水曜日。

朝起きてリビングに行くと、とっちゃんが新聞を読んでいました。

起床の時間や朝食時に声をかけてもなかなか起きなくなって数ヶ月。

自分から玄関先に新聞を取りに行かなくなって数ヶ月。

新聞を読まなくなって半年ほど。

そんなとっちゃんが自ら起きて今日の新聞を読んでいる!

とっちゃん
とっちゃん

腹が減った

昨日からずっと減ってるぞ

はいはい、そうですか(笑)

話し声を聞いて起きてきた母みっちゃんがひと言。

みっちゃん
みっちゃん

だったら起こせばいいじゃない

とっちゃん
とっちゃん

気を遣ったんだ

それはどうも(笑)

いつもは無気力・無反応なので朝からこんな会話が出来るのは久しぶり。

家族3人で日課のラジオ体操をして朝食、私は食べずに自室へ戻りました。

30分くらい経った頃でしょうか、とっちゃんが私の部屋へ来て

とっちゃん
とっちゃん

みっちゃんが具合悪くて寝てるから、大丈夫か聞いてくれ

いや、寝てるならばそっとしておいてあげてくれ(笑)

どうやらみっちゃんは朝食を用意した後すぐに横になっていた模様。

様子を見に行くととっちゃんが横でずっと話しかけている。

とっちゃん
とっちゃん

大丈夫か?

とっちゃん
とっちゃん

おい、大丈夫か?

とっちゃん
とっちゃん

何か要るか?

買ってくるものを言え

だーかーらー!笑

今は寝かせてあげて、と言ってもまったく聞く耳を持たない。

むむむ、おかしい。

普段は家族が具合悪くても無関心なとっちゃんなのに(それもどうかと思うけど笑)なんだか様子がおかしいぞ。

父、タイムスリップ

なんとかみっちゃんへの問い掛けはやめさせたものの、とっちゃんの勢いは止まらない。

前日まで無気力で一日中ほぼ寝ていたのに、動き続ける、喋り続ける。

コロナ禍以降、相撲関連の行事には参加していないのに

とっちゃん
とっちゃん

こないだの春の大会は行ったけど

秋の大会はどうなったかな?

と、いきなり仲間に電話してみたり

とっちゃん
とっちゃん

週末には(相撲の)稽古をつけに行かなきゃ

と言い出したり。

お仲間も「いきなり何を言い出すんだ」とさぞ驚いたことでしょう。

とっちゃんが大会を見に行ったのはコロナ禍以前、少なくとも3年前以上前よ?

それに稽古をつけようにも、今は立ってさえいられないのよ?

でも記憶は鮮明に蘇り、気力はギンギンにみなぎっている。

意識だけ数年前にタイムスリップしたみたい。

その後もずーーっと常に喋りながら何かを執拗に探したり、立ったり座ったり、誰かに連絡しようとしたり。

止まらない暴走とっちゃん爆誕(笑)

相手するのも行動を止めるのもひと苦労。

やだこれ!非常に疲れる!!!

意識は数年前だけど、体は弱ったまま

そして何を思ったか急にこんな事を言い出した。

とっちゃん
とっちゃん

腰が痛いから運動する

腹筋するぞ

こもも
こもも

待て待て待て!

いやね、3ヶ月近く家から一歩も出ていないのよ?

立ち上がるだけでフラついて転倒しちゃうくらい足腰弱ってるのよ?

このひと月で何回転倒したと思ってる?

運動してくれるのは嬉しい。

が、飛躍しすぎなのよ、、、

だけど暴走特急と化したとっちゃん、いくら止めても聞かない。

腹筋しようと寝転がったはいいが、腹筋どころか体勢を変える事すら出来ず、起き上がれなくてジタバタ。

いやジタバタさえ出来ていない。

そりゃそうよ。

体はタイムスリップしてないもの、動けるわけがない。

それでも懲りずにベランダに出てみたり、玄関から外廊下に出てみたり、テレビのチャンネルをひたすら切り替え続けたり、とノンストップ。

私たちに解説してくれながら大相撲観戦して、夕食もモリモリ食べて、自分から歯磨きをして、テレビ相手に喋り続け、22時頃にようやく眠りにつきました。

この日は結局一回も昼寝せず。シンジラレナイ!

翌日は電池切れ

このハイテンションな状態が続くはずはない、と思いながらもビクビクしていましたが、就寝後のとっちゃんは完全に電池切れ状態。

いつもは夜中に6〜7回はトイレに起きるけど1回も起きず。

朝も、いくら起こしても起きない。

トイレに起きても、水分を摂るでも食事を催促するでもなくフラフラとまた布団へ直行。

お昼ころに食事をするも、食べてる最中にウトウト。

なので食事もそこそこにまたお布団へ、という感じ。

この日の会話はほぼゼロ。

話しかけても聞こえているのかいないのか、完全に上の空。

眠りがとっても深く、いつものように「寝転がって」ではなく一日のほとんどを「眠って」過ごしました。

そりゃそうだよね。

一日で二日分どころか数ヶ月分、頭も体も使っちゃったもんね。

考えさせられた一日

なんだかね、、、心境としてはとても複雑。

認識ができるようになったり、やる気が出るのはすごく嬉しい。

「また相撲の大会や稽古に行きたい」という目標というか活力の源があるとね、歩けるように頑張ろう!とかなるし。

でも、それと共にあの暴走特急ハッスルとっちゃんが出現するとなると、、、チト困る(笑)

これは認知症の症状のひとつなのだろうか?

調べてみてもわからなかった><

そしてわかったというか実感したこと。

こういう事が起きると、予定が狂うというか予定通りに出かけたりする事が出来なくなるんだな、と。

婦人科検診はまた折を見て行くことにします。トホホ

ちなみにみっちゃんは3時間ほど寝て体調を取り戻しましたが、やはり精神的にもかなり負担がかかっているな、と感じています。

これからの生活、いろいろと考えなくてはなりません。

それでは、また。

食欲旺盛、認知機能低下。そして転倒を繰り返す父 坂道を転がるように、、父の認知症の症状が急激に進行中

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA