老後資金は使ってナンボ。つみたて投資の終わり方

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こんにちは。こももです。

主に自身の老後資金のために積み立て投資をしていますが、「その時=老後」になったらどうやって使うのか?がずっと疑問でした。

コツコツ積み上げていくことは得意だけど

今現在、自分のお金を増やす方法としてつみたてNISAやiDeCoで投資をしています。

49歳、ようやくiDeCoを始める 貯金ひとすじ40代がつみたてNISAで資産運用開始

それは自分の将来、いわゆる老後の生活資金のため。

つみたてNISAやiDeCoによる投資は、毎月コツコツ定額で優良なインデックスファンドに投資し続けるドルコスト平均法。

そして複利効果により利益を増幅させ資産を増やしていくのが目的。

ですが投資の世界で怖いのは「暴落」ですよね。

暴落の時にはそれまで投資してきたお金が減ってしまいます。

いつか必ず来る暴落、慌てて売却せず積み立て続けていれば必ず回復しトータルではプラスに転じる、とわかっているけれど。

だけれども。

自分がリタイアしてお金が必要となったタイミングが暴落の真っ最中だったら?

現役リタイア後の給与収入がない状態で、回復するまで持ち堪えることが出来る?

と、いつも考えてしまいます。

細くでも途切れずに長く積み立て続けていくことが良い、とされているインデックス投資。

なので現役リタイア後も投資は継続していくつもりだけど、積み上げてきた資産を使いながら投資も同時にってどうやればいい?

暴落しても景気が良くても地道にコツコツ積み上げていくことは得意だけど、積み上げたものを使うのは苦手。

できればいつまでも積み立て続け、増やし続けていきたい(笑)

だがそうも言ってられず、給与収入がなくなれば必然的に資産を取り崩さねばならない訳で。

そもそもそれが目的で始めた投資だよ

人生はいつまで続くかわからない、もちろん短い可能性もあるけど。

証券口座の金額が投資した金額より増えていても、実際私の手元にあるわけではない。

私のお金であって、まだ私のお金ではない。

明日になれば投資した金額の半分になってしまう、なんてこともある。

いくら証券口座にたくさんの残高があっても、今そのお金で買い物することは出来ない。お腹を満たしてはくれない。

売却しなければ絵に描いた餅、ということですね。

あぁぁ投資の終わらせ方、取り崩し方がわからない!

てゆーか長期投資って終わらせる、取り崩す、の方が難しくないですか?

階段を降りる勇気

老後がそこまで遠くない未来である私。

インデックス投資を実践しながらも終わらせ方、出口戦略をYouTubeなどで常に調べていました。

そんな中、愛用しているKindleで「え?私の心の声が聞こえた?」という本を発見!

もうそのままドンピシャやないかーい(笑)

もちろんすぐに購入。Amazonポイントがあったので0円で買えた!

この本はKindle専用なのかな?Unlimitedでも読めるようですね。

最初に目に飛び込んできた言葉。

階段を下りる勇気、ありますか?

この本はお金の減らし方、つまりファンドの取り崩し方について書かれています。

登山は上るより下りる方が難しいと言われるが、投資も同様

資産を増やす(上り)より、積み上がった資産を売却し、それを使っていく道のり(下り)のほうがはるかに困難だ、と著者のカン・チュンドさんは書籍の冒頭で言っています。

はい。まさに下る勇気が持てません。下り方もわかりません。

リタイア後の資産管理とは?

リタイア後の資産管理、それは下記を毎年繰り返すことだそうです。

  1. 老後にふさわしい安全資産:リスク資産の比率を決める
  2. 年に一度、比率を復元する(リ・バランス)
  3. ②を実施しながら年に一度定率で全資産から取り崩す

リスク資産(元本が変動する資産)は絵に描いた餅で、実際に手元にあるお金ではありません。

なので給与による収入がなくなると、積み上げてきた資産を売却して現金化したい気持ちが湧いてきますよね。

ですが、リタイアしたからと早く売ってしまうと長生きした場合に不足する可能性が出てきてしまいます。

売却すると、それ以降はもう増えないですからね。

また逆に持ち続けた場合には、暴落が致命傷になってしまいます。怖い、、

急いで売るのも良くない、持ち続けるのも良くない。

答えはこの中間にある、とカンさんは言っています。

そしてリタイアまでの数年間で準備(練習)する方法、実際にその時を迎えたらどうしていくかを丁寧に説明してくれています。

実に興味深くおもしろい!

日々勉強ですね

この本をじっくり読みながら、自分と照らし合わせながら、世の中の流れを見ながら、ゆっくりと確実につみたて投資を終わらせていかねばなりません。

だって今一生懸命貯金したり投資したりしているのは、給与収入がなくなった老後の生活のためなのだから。

いざというその時に使ってナンボ!です。

我慢して我慢して、死ぬ時が一番お金持ちなんて嫌だ。

なのでまだまだこれからも日々勉強です。

でもお金の勉強って、、、楽しい!

それでは、また。


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