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こんにちは。こももです。
長野県に住む伯母(母みっちゃんの長姉)は足が悪く腰も完全に曲がっているけれど、90歳になった今でも自分の畑で色々な野菜を育てています。
じっとしているのが苦手で、家にいるより畑にいたい人。
よほどの荒天じゃない限り毎日えっちらおっちら畑へ通っているのだそう。
そうやって大事に育てた野菜たちを東京に住む兄弟へ不定期に送ってくれます。本当にありがたい。

つい先日も

野菜を送ったから
キヨミ(次姉)と分けて
という連絡をもらったので、みっちゃんが首を長〜くして待っていると

荷物がうちに来たから
届けに行くね
次姉であるキヨミおばちゃんから電話が(笑)
毎回発送は娘(私のいとこ)にお願いしているようだけど、勘違いか伝達ミスか今回は我が家ではなくキヨミおばちゃんのお宅に送ってしまった様子。
ただね、それは大した問題じゃない。どっちに届いたって構わない。
バスで20分ほどの距離に住む仲のいい姉妹。
元々2人で分けるために我が家に集合する約束をしてたし「持ってきてくれる」か「持って帰る」の違いだけ。
今回は葉物のみでそこまで量も多くなかったようで、フットワークの軽いキヨミおばちゃんは颯爽とやって来てたくさんおしゃべりをし、みっちゃん特製おやきを食べて軽やかに帰って行きました。


キヨミさんの家に届いたけど
ちゃんと2人で分けたよ

それは申し訳ない
どうしてそうなったのかしら

どっちに届いてもいいのよ
ありがとうね
お礼の電話でことの顛末を話したら、長姉はものすご〜く謝っていたのだそう。
どうやら自分の想定していた送り先に届けられなかった事が相当気になっている様子。
とてつもない迷惑をかけた、申し訳ない、となかなか電話を切ってもらえないほどでした(笑)
すると翌日の夜にまた伯母から電話が。

宛先を間違えて悪かったね
今度はあなたに送ったから!

なんでよ!
どっちに届いてもいいって!
ちゃんと分けたのに〜
気遣いやさんで超絶気にしぃの伯母は「いつまでもジッと宅急便を待っていた」「宅急便を待つ時間を無駄にさせた」と思い込んでいるようで、お詫びにみっちゃんだけに野菜を送ってくれました。
もちろん実際は忠犬ハチ公のようにジッと待っていたわけではなく、寝転んでNetflixで大好きな韓国ドラマを観てたんですけどね(笑)

そして翌日。いつになく小さな箱で届いたのはかき集めた感満載の野菜たちでした(笑)
絶対送料の方が高いやーつ!!!

これ、菜の花かと思ったらいつも送ってくれる若い野沢菜でした。
間引くために摘み取った若い野沢菜は柔らかくてすごくおいしいんですよ。


育ちすぎて硬そうなナズナと野沢菜の根っこ、小さな人参。
野沢菜の根っこは蕪のような味と食感ですごくおいしいんだけど、、、

おばちゃん、いくら始末がいいからってこれはどうなの?笑
- ものを大切にすること、無駄にしないこと
- 節約や倹約を指す言葉でもある

いくら私が暇でも
これを処理するのは嫌だわ、、

そう言いながらもモノを粗末に出来ないみっちゃんは時間をかけて皮を削り、どうにか綺麗にしていました。
根菜はいつもスライスして浅漬けで食べるけど今回はちょっと様子が違うので苦肉の策で煮物に。
ただ、どんなに煮ても繊維質で筋っぽく、残念ながらほとんど食べられませんでした(涙)
かろうじて人参は食べられた、、かな。
ナズナは茎も葉も硬くてまったく噛みきれず。食べるのに苦労しました(苦笑)
まったく気にする必要ないのに宛先が違った事が気になって気になって、慌てて畑からかき集めて送ってくれたんだろうな。
本当にありがたいよ。ありがとうね。
追加で我が家に野菜を送ってもまだ気になっている伯母は、その後も毎日電話をかけてきては「間違えて悪かった」「時間を無駄にさせて申し訳なかった」と言っているようだけど。
もう気にしないでーーー!
何か別の出来事で上書きされない限り伯母の罪悪感はなかなか消えなそうだな(^^;
それでは、また。