病院は待ってくれない。葬儀の手配ってこんなに急なの?

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こんにちは。こももです。

少しづつ父とっちゃん亡き後のことも記録して行こうと思います。

駆け足で逝ってしまった父

前日夜から発熱はしていたものの、呼吸も普通で水分も摂取できていたとっちゃん

朝の8時頃から呼吸が乱れ、容体が急変しました。

訪問診療の先生に診てもらいましたが病院へ運んだ方がいいとのことで、インフルエンザとコロナの簡易検査をした上で救急車を呼んだのが午前10時。

運よく10分ほどで搬送先の病院が見つかり、さらに10分後には病院での処置が開始されました。

肺炎と診断されましたが、どうやらいろいろ合併発症もしているとのこと。

みっちゃんの強い希望で、気管挿管したり人工呼吸器をつける事は拒否したので積極的治療は行わず、そのまま看取りを前提とした入院となりました。

コロナ禍の現在、たとえ死の直前であっても面会をするのはかなり難しいようですね。

今回は同居家族ということもあり、短い時間でしたが2人一緒に病室へ入ることを許可してもらえました。

意識はないものの、酸素マスクをつけて呼吸が楽になった様子のとっちゃん

救急車には私ひとりが付き添い、みっちゃんは処置中に病院へ駆けつけたのですが、処置室に2人で入り声を掛けた時には血圧や脈拍が一時的に正常値まで戻ったのだそう。

そのため入院手続きを済ませた後、私たちは家に戻るよう指示を受けたので着替えなどを取りに戻ったのですが、その僅か1時間ほどの間にとっちゃんは息を引き取ってしまいました。

慌てすぎだよ、とっちゃん(涙)

葬儀の手配は突然に

13:00に病院を後にし、自宅に着いたのが13:40ころ。

14:00に連絡を受け再び病院を訪れた後は、悲しむ間もなく葬儀の手配に奔走することになりました。

そりゃそうか、いつまでも病室にはいられないものね。

ただ、、、

ただでさえとっちゃんの死に戸惑っているのに、葬儀に関して何の準備も予備知識もない状態。

なので「この後はどうされますか?」と聞かれても文字通り右往左往するしかない。

そんな様子を見て看護師さんが葬儀社のリストをくれたのだけど、急に

これは、、、信じていいのか?

と疑心暗鬼になりました(笑)

この混乱の最中、ごく限られた時間の中で決めねばならない葬儀社。

相場もわからぬ状態で病院から紹介されるままに決めてしまって良いのか?

判断能力が低下した状態で進めたら、本来望まないプランや料金になってしまうのでは?

と、この時は妙に冷静になったのを覚えています。

病院からは急いで移動しなければならない、それはわかっている。

でも、流されずに後悔しない葬儀をしたい。

ひとまずケアマネジャーと訪問診療の先生に連絡し、訃報を伝えるとともに「いい葬儀社はないか?」と聞いてみましたが、特に情報はもらえず(涙)

呆然とする母みっちゃんの横でひたすらスマホでネット検索しまくりました。

でも内容が全然頭に入ってこない!

メモを取りながら必死に比較検討したなぁ、、、

希望は家族葬

それでも決めていることはいくつかありました。

  • 家族葬にする
  • 参列者は母と私と妹、多くても妹一家までで最大6人
  • 葬儀が終わるまで親族にも知らせない

とっちゃんは長いこと地域の活動やアマチュア相撲に力を注いできたので交友関係もかなり広かったのですが、なにしろコロナ禍の現在。

参列者を招いての通夜・告別式を行うつもりはありませんでした。

我が家は無宗教だし、しきたりに囚われることもありません。

病院で紹介された葬儀社をお断りしても失礼に当たらない、とのことだったので、調べた中で一番希望に近かった小さなお葬式にお願いする事にしました。

15:30に電話で問合せして、そのまま申込み。

17:00には担当者が病院に到着し契約、18:00前には寝台車で安置場所へ。

とても簡潔でスピーディーな対応でした。

建て替えたばかりの綺麗な病院の広い個室でとっちゃんが過ごしたのはわずか6時間ほどでした。

そのうち4時間は息をしていなかったかTT

もう!せっかくの個室、もったいないよ、とっちゃん

みっちゃんと2人でそう言って泣き笑いしながら病院を後にしたのでした。

それでは、また。

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