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こんにちは。こももです。
先月末に亡くなった父とっちゃんですが、直前に要介護度の区分変更申請をしていました。
早すぎるよ、とっちゃん。父が永眠しました
訪問調査は亡くなる一週間前
大晦日から様子がおかしくなり、以降人の手を借りても歩けず、立ち上がれず、起き上がることすら出来なくなってしまったとっちゃん。
ほぼ寝たきりになったことで特別養護老人ホームへの入居を視野に入れ、年明け早々に要介護度の区分変更申請をしました。
理由は、要介護２では特別養護老人ホームへの申込み資格がないから。
特別養護老人ホームへの申込み資格は基本的に要介護３以上なんです。
要介護認定の新規申請したのが9月、11月に一度目の区分変更申請、そして1月に再び区分変更申請という慌ただしさ（苦笑）
要介護認定申請から4ヶ月。二度目の区分変更を決意
私の住む地域の特別養護老人ホームへの申込みは年2回、2月末と8月末とのことなので、申込みに間に合うよう訪問調査は通常より少し早めに行われました。
事情を汲んで区役所に早めの訪問調査を依頼してくれた地域包括支援センターの職員さんに感謝です。
とっちゃんは調査日当日も朝から寝たきり、眠りっぱなし状態でしたが、優しい口調で話してくれる綺麗な女性調査員を前に終始ニコニコ上機嫌で受け答えをしていました。
この訪問調査は亡くなるちょうど一週間前。
ほんの5分ほどだし寝た状態で受けた調査だったけど、質問に対しほぼ正確に回答していたなぁ。
今から思えば、とっちゃんがはっきりと会話したのはこれが最後だった気がする。
要介護認定区分変更。9月、11月に続き三度目の訪問調査
結果は「要介護５」
そしてつい先日、要介護認定の区分変更結果が届きました。
結果は要介護５。
寝たきりの状態で、食事やオムツ交換や寝返りなど日常生活全般ですべて介助が必要、理解力低下が進み、意思疎通が困難という一番重い判定です。
まぁ、訪問調査時は少し話せたとはいえ完全なる寝たきり状態だったし、当然といえば当然か。
本来であればこの結果を受けて特別養護老人ホームの申込みを進める予定でした。
だけどそれも必要なくなってしまった（涙）
結果的に区分変更申請自体必要なかったけど、それは今だからわかることで。
最初に要介護認定申請をしてからわずか5ヶ月ほどで、要支援２、要介護２を経て最終的に要介護５となったとっちゃんでした。
在宅介護チーム、そして父に感謝
区役所で死亡の手続きをした際に、介護保険課で申請中の区分変更について取り下げるか？と確認されました。
区分変更は状態に合わせた介護サービスを受けるためにするものなので、もうサービスを受ける必要がなくなれば変更する必要もないから当然ですね。
ですが今回はそのまま進めてもらっていたんです。
それはデイサービスなど、介護度で利用料金が変わる介護サービスのため。
1月はとても要介護２とは言えない状態でデイサービスに通わせてもらっていました。
つまり手が掛かる状態で利用していた、ということ。
手を掛けていただいた分の料金をお支払いするのは当然だと思ったからです。
それとおそらくケアマネジャーの報酬も介護度で変わるから。
日ごとに変化するとっちゃんの状態に応じて、常に臨機応変かつ柔軟に、そして迅速に対応し続けてくれたケアマネジャー。
ほんのひと月分ではあるけど、正当な報酬を受けてほしい。
なので申請の取り下げはせず、結果的に要介護５の判定を受けたのでした。
ちなみに、、、
介護用品レンタルはもちろん、介護ヘルパーと訪問看護師は介護度で料金が変わることはないとのこと。
短期間に頻繁に申請をしたおかげで、要介護認定について多少詳しくなりました。
今後生かす機会があるかわからないけど、この経験も私の財産です。
とっちゃん、ありがとうね。
それでは、また。
